2019.12.23

ブログ

仕事を断る勇気

今年も残すところあと1週間あまりとなりました。
業種によっては一番の書き入れ時。
そうでなくとも何かと気ぜわしくなるこの時期、
体調管理には万全の注意を払って
忙しい時期を乗り切りましょう。

さて、本日はその忙しい時期だからこそ、
「仕事を断る勇気」
についてお話ししたいと思います。

年末のような書き入れ時はともかくとして、
時期を問わず多くの仕事を抱え込んでしまい
手いっぱいになってしまっている会社や
目の前の仕事に忙殺されて余裕がまったくない方
をお見かけすることが少なくありません。

その会社やその人自身の
処理能力以上の仕事を
抱え込んでしまっている状態です。

対策としては
1.処理能力を高める
2.受ける仕事量を減らす
のどちらか(あるいは両方)しかありません。

前者の「処理能力を高める」方法としては、
・工程を見直して効率化する
・人の能力を高める
・機械やITを導入する
・外注する
といった方法があります。

今日お伝えしたいのは後者の
「受ける仕事量を減らす」についてです。

「受ける仕事量を減らす」とはすなわち、
「仕事を断る」ということです。

せっかく依頼された仕事を断るためには
勇気が必要です。

もちろん、
すべての仕事を断るわけにはいきませんから
その仕事を受けるか断るか、
選択せねばなりません。

その選択基準は、
自社(自分)の将来にとって大事かどうか
です。

「その顧客(依頼者)と
 将来も関係を続けていきたい」

「その仕事をすることで
 将来につながる何かを得たい」

といった明確な理由がなければ
その仕事は自社(自分)の将来にとって
大事な仕事ではありません。

思い切って断ってしまいましょう。

とは言え、
断ってばかりではジリ貧になってしまいます。

●受ける仕事の付加価値を高めていくこと
●断って浮いた時間で将来への種まきをすること

この2つをしっかり取り組むことで
明るい未来につながっていきます。

逆に言えば、
この2つにしっかり取り組むために
仕事を断るのです。

明るい未来に焦点を合わせれば
自ずと「仕事を断る勇気」も湧いてきます。

令和2年、
あなたの会社では、どのお仕事を断って
何に取り組みますか?

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