私は人に頼るのが苦手です。

と言うと
少し語弊がありますね。

実際には
周りの人にたっぷり
お世話になっているのですが、
それはさて置き、
自ら人に助けを求めるのが
苦手なのです。

プライドが邪魔をする場合もあれば、
人に対する遠慮が
そうさせる場合もあります。

あるいは、
人にお願いするより
自分でやったほうが良い結果になる、
失敗しても納得がいく
（他責にせず自責で済ませられる）、
など、天秤にかけたうえで
自分でやることを選択する
ケースもあります。

別の角度から見れば
「他人を信頼していない」
と言われても否定できません。


しかし、
周りの人の身になってみれば、
頼ってもらったほうが
断然嬉しいのです。

（お互いの信頼関係が
　崩壊している場合は別として）

頼ってもらえるということは
自分に対する「承認」のメッセージに
他ならないからです。

手伝ってもらったことに対して
きちんと感謝のフィードバックを
返していけば、
それによってお互いの信頼関係は
より深まっていきます。

また、
経験を積むことで
その人の成長にも
つながっていきます。

周りの人に頼らず
自分ばかりが経験を積んでいけば
周りの人とのギャップは
広がるばかり。

信頼関係も深まっていきません。


この先も共に歩んでいきたい
メンバーであるならば、
相手のことを信頼して
どんどん仕事を頼んでいきましょう。

細かな「やり方」の違いは気にせず、
その人なりの「やり方」を認め、
工夫を引き出していくことが
ポイントです。

そうして
自分の手が空いてくれば
さらに大きな仕事を取ってきたり
将来ビジョンを考えたりする
余裕も生まれます。

社外の人を巻き込めば
影響力の輪も広がっていきます。


まずは身近なところから
人に頼っていくことを
進めていきたいですね。