2019.06.24

ブログ

平凡なことに挑む

先日訪問した京都のバイク販売会社さん。
リーダー人材を集めた研修会で
この1か月間に取り組んだ「一学一践」の
取り組み報告がありました。

「一学一践」とは、
学んだことを頭に留めておくのではなく
何か一つ実践テーマを決めて
日々の行動に取り入れていく
取り組みのことです。

・誰よりも早く出社し、掃除をする
・一日一回経営理念を書き出す
・できない理由を探さず、「まずやる」
・24時間以内に判断する
・ネガティブワードを使わない
・誰よりも姿勢を正す
など、各人各様の「一学一践」テーマ。

誰にやらされているわけでもなく、
すべて自分で決めたテーマです。

取り組み報告に対する他のリーダーからのコメントでは
「あなたの取り組みは
 あなたの部下にもちゃんと伝わっていて
 チーム全体に良い波及効果が見受けられますよ」
といった言葉が多く寄せられていました。

中には、
「俺がネガティブワードを言っていたら
 指摘してくれ」
と部下を巻き込みながら実践したという
リーダーもいました。

実践テーマとして選ばれているのは、
決してできないことではない、
自分の意志力さえあれば
誰でもやりきれること。

平凡なことを徹底していくことで
社内全体の雰囲気が変わっていくのです。

先日、松下政経塾の元塾頭、
上甲 晃 先生の講演をお聞きしました。

講演の中で繰り返し語られていたこと。
それは
「平凡なことを徹底すべし」
という教えでした。

「真理は平凡の中にある。
 当たり前を徹底して励め。」
「1つを励めばすべてが変わる。」
「誰もやってないことをやるのは無理がある。
 “当たり前”に差をつけろ。
 “そこまでやるか!”と言わせるのだ。」

平凡なこと、当たり前のことを
徹底して磨いていく。
これが会社づくりの基本であるのは
間違いありませんよね。

あなたは今日、
どんな平凡なことに挑んでいますか?

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