2020.09.04

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部下の信頼を失う上司の3悪癖

前回は三猿の教えは
その先が大事というお話をしました。

今回は似たような話ですが
部下の信頼を失う3悪癖について
お話しします。

それは、
「見てない」
「聞いてない」
「言ってない」
です。


1.「見てない」

社内で何か良くないものを
見てしまったとき、
「面倒だから見てないことにしよう」
と考えることです。

誰か他の人が気付いたら
対処してくれるだろうと
こっそり逃げの一手を打つ。

上司のやることではありませんよね。

得てしてそのような上司の下では
部下も同じように
「見てないことにしよう」
と考えるもので、
問題がいつまでも放置され続け、
状況がさらに悪化していくのが
よくあるパターンです。


2.「聞いてない」

部下から悪い報告を受けたとき、
「そんなこと聞いてないぞ」と
言ってしまうことです。

悪い報告というのは
なかなかしづらいもの。

部下からすれば、
意を決して報告したのに
頭ごなしに怒られてしまっては
「やはり報告しなければよかった」
となります。

報告しない風潮を作っているのは
上司自身の態度なのです。


3.「言ってない」

都合の悪いことは
「そんなこと言ってない」と
自分の責任回避ばかりを考える。

これほど部下の信頼を失う言葉は
ありません。

意図したことと違う受け取られ方を
したのだとしても、
それは伝えた側の責任。

正しく伝わったかどうか
確認しなかったほうの責任です。


ついついしてしまいがちな
3悪癖。

どなたも心当たりがあったのでは
ないでしょうか。

頻繁に繰り返されれば
組織はどんどん悪い方向へ
流れていってしまいます。

都合の悪いことが起こっても、
前向きに対処を考えられるような、
ピンチを楽しめるような、
そんな組織づくりを
していきたいものですね。

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