2020.04.01

ブログ

こんなにラクな経営はない!

EH経営研究会がスタートしました。
一昨日のキックオフイベントでは、
1月17日の記事でもご紹介した
株式会社 天彦産業の樋口友夫社長に
ご講演いただきました。

1月17日の記事では
「業務だけでは社員の長所は見つからない」
という樋口社長の言葉をお借りし、
同社における委員会活動の有用性を
ご紹介しました。

委員会活動は
社員の「人格形成・自己実現」の場となり、
その活動の様子を見ることで、
日常業務だけでは分からない
社員一人一人の長所が見えてくる
ということでした。


今回はさらに樋口社長の言葉を
ご紹介させていただきます。

「経営者一人で経営は絶対無理」
「みんな(社員)に助けてもらわなければ
 会社は潰れる」

逆に、社員に助けてもらえば
「こんなにラクな経営はない」
とも仰っていました。

そうです。
社員の力を借りれば借りるほど
経営者はラクになっていくのです。

とは言え、
社員に任せれば失敗は付き物。

しかし、こう考えれば
失敗とも付き合っていけます。
「失敗しようとして失敗した人はいない」

減点主義ではなく
加点主義で社員を評価します。

社員に仕事を任せ、
出来たことや仕事ぶりに対して
感謝の言葉を伝えていく。

そうすることで、
社員は
「会社の役に立っている実感」
「会社に必要とされている実感」
を感じられるようになっていきます。

仕事のやり甲斐、働き甲斐が高まり、
生産性が向上し、成果も高まります。

社員は成長し、
さらにレベルの高い仕事を
任せられるようになります。

経営がラクになるはずですね!


しかし、そんな樋口社長にも
うまくいかない時期があったそうです。

その原因は、
「いつの間にかトップダウンになっていた」
から。

経営者というのは無意識のうちに
トップダウンになっていく傾向がある
とのこと。

それを防ぐためには、
「トップが干渉してはならない」
と常に自制することが大事です。


社員に仕事を任せるために、
まずは社員に感謝することから始めましょう。

アンテナを立てて
常に感じ取るようにしてください。
あなたは、社員や周りの人たちに
どれだけ助けてもらっていますか?

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