2025.11.10
ブログ
採用した人を100%戦力化する方法
『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司;あさ出版)の
第1巻の一番はじめに紹介されており、多くの人々に感銘を与えてきた
日本理化学工業株式会社さんへベンチマーク訪問して参りました。
日本理化学工業さんは、全従業員の約7割が知的障がい者です。
しかも最低賃金の適用除外を適用せず通常の賃金水準で雇用されています。
「障がい者と共に歩んでいくことを決めている」という日本理化学工業の
4代目社長・大山隆久さんが他の経営者とは飛び抜けていると私が感じたのは、
「採用した人は絶対に戦力にする!」という強い信念でした。
期待した活躍をしてくれない従業員・部下に対して
不満や諦めの気持ちを持ってしまう経営者・上司が世の中ほとんどです。
しかし、日本理化学工業さんでは、
「何かを教えたときに、教えたとおりにできなかったら
それは教えた側の責任」
という考え方が当たり前になっています。
さらに、
「工程に人を合わせるのではなく、人に工程を合わせる」
という考え方で
いかにしてその人を戦力化するか、創意工夫を重ねてこられています。
工場内も見学させていただきましたが
驚いたことに「障がい者感」を感じることは一切ありませんでした。
それほどスムーズに一人一人が作業されており、
生産ライン全体としてもスムーズな流れができあがっていました。
まさに小さな創意工夫を積み重ねてこられた賜物です。
もっと言えば、
「高い集中力を保って作業に没頭できる」
「小さな違いを見落とすことなく判別できる」
といった一人一人の長所が最大限に活かされ、
彼らだからこそ生み出せる高い生産性が実現していました。
この事例を「障がい者」という枠組みで捉えてしまっては身も蓋もありません。
「健常者」と区分される大多数の人たちも皆、
一人一人長所短所があり、得意・不得意も異なります。
特定の尺度で測れば優劣がつきますが
あらゆる角度から見てその人の特性を捉え、伸びしろも含めて見れば
一人一人が他者には代えられない逸材であることが分かってきます。
その逸材を耀かせることができるか否かは上司・経営者に懸かっています。
上司・経営者の皆さんには、
部下・社員の一人一人を「絶対に戦力にする!」という強い信念と深い愛情を持って
その人の耀かせ方を見出していってもらいたいものです。
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