とある建設業の会社の支援を
依頼され、訪問しました。

一社依存率が高く、
その会社からの仕事が減ってしまって
赤字が拡大。
債務超過状態で
にっちもさっちも行かない状況に
追い込まれています。

何より厳しいのが社員の高齢化。
５人中４人が６０歳前後で
数年のうちに引退していく予定。
人材確保は喫緊の課題です。

にも関わらず、
必死で人材確保に取り組んでいるようには
見えません。

社長はこんなことを言っています。
「今の若い子らは
　こういう仕事をやりたがらない」

そんな他責思考で
手を打ちあぐねているようでは
人が集まるわけがありません。

仕事云々ではなく、
そのような会社に入りたがらないのです。
そのような社長の下で働きたくないのです。


今の若者たちは
労働環境が整っていることと併せて
仕事の意義や働きがいを重視する傾向が
高まっています。

「この会社で働きたい」
「その仕事をしてみたい」と
思ってもらえるように
情報発信をしていかねば
選択肢にも入りません。

どうしたら
魅力を感じてもらえるか、
よく考えて
試行錯誤していって欲しいものです。