2022.11.25
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森保ジャパンが示してくれた変革のポイント
サッカーのワールドカップが
開幕しました。
日本の初戦は強豪ドイツ。
世界が驚く
2-1の見事な逆転勝利で
日本中が沸きましたね。
注目を浴びたのが
指揮官、森保一監督の
見事な采配でした。
前半は完全に押されて
何とか1失点に抑えたという
状態でした。
素晴らしかったのが後半。
選手交代で
攻撃的な選手をどんどん投入して
一気に攻撃的な布陣へと
変貌させました。
結果、
その急激な変化に
対応できなかったドイツから
立て続けに2点を奪い
逆転勝利へとつなげました。
ポイントとしては
・決断後に一切の迷いがなかったこと
・二の手、三の手を一気に繰り出していったこと
です。
これが、
「少し様子を見てから・・・」
といった悠長な采配であれば、
選手たちにも迷いが生じ、
相手にも、対応する時間を
与えてしまったことでしょう。
「何としてでも点を取る!」
という強い意思が
選手たちに伝わり、
そしてそれは
選手たちの“攻める勇気”となりました。
経営の場に置き換えてみましょう。
社内の変革を進めるにあたって、
少しずつ、恐る恐る
手を打っていたのでは
社員たちに意思が伝わりません。
人は、変化することには
抵抗があるものです。
経営トップや部署のリーダーが
思い切って変革の手を
どんどん打ち続けていくことで、
変化することに対する勇気を
社員に与えることができます。
1)決断は思い切って、
そして、
2)決断したからには
後戻りしないこと、
3)結果が出るまで
次々と手を打ち続けること。
中途半端な動きは逆効果です。
現状維持を許容する空気感を
払拭することができません。
変革は一気に進めることが
成功の秘訣です。
引き続き
森保監督の采配に注目して
チームマネジメントのヒントを
探していきたいと思います。