先週の新潟でのセミナーで
驚かされたことが一つありました。

若手リーダー向けのセミナーで
参加者の平均年齢は34歳。

その参加者たちに
リーダーとしての悩みや不安を
お訊きしたところ、

「若い社員たちと
　コミュニケーションギャップを感じる」
「どのようなコミュニケーションツールを
　使えばいいのか分からない」
といった不安や悩みが出てきたのです。

中堅やベテラン層から
出てきたのなら納得ですが、
まさか30代の若手リーダー層から
このような不安や悩みが出てくるとは
思いもしませんでした。

それだけ世の中の変化は激しく、
コミュニケーションツールも
どんどん変わってきている
ということです。

旧来に捉われず
新しいものを試しながら
自分たちに合ったものを
見つけ出す―
若い人たちのこのような姿勢は
私たちも見習う必要がありそうです。

セキュリティ上の安全性は
よく確認する必要がありますが、
日常のコミュニケーションに関しては
若い人たちが使っている
コミュニケーションツールを
積極的に取り入れ、
試しに使ってみると良いでしょう。

「若い人たちから教えてもらうなんて…」
という抵抗感こそが
コミュニケーションギャップを生む
原因です。

こちらから積極的に教えを乞うことで
若い人たちとの距離が縮まり、
コミュニケーションギャップの
縮小にもつながっていきます。

ゆくゆくは
イノベーションにもつながっていく
ことでしょう。