講師を務めている
コンサルタント育成講座が
今年も開講しました。

最近はかつての教え子たちが
講師陣の一員として
加わってくれるようになり、
ありがたく感じています。

先日は彼らが登壇し、
驚くほど素晴らしい講義を
してくれました。

これほど嬉しいことは
ありません。

受講生たちの後ろから
講義の様子を見守りながら、
一人感動していました。


もちろん、
彼らが成長したのは
彼ら自身の努力の賜物です。

私たち講師の役割は、
そのきっかけを与えること。

自身の能力を過大評価して
努力を怠る人もいれば
自身の可能性を過小評価して
成長にフタをしてしまう人もいます。

努力して成長を追求していく精神を
スタートアップ段階で
彼らに植え付けることができたのは、
指導方法として間違っていなかったと
私自身の自信にもつながりました。


彼らに対する私の指導方針は
「安易に答えを教えない」こと
でした。

ヒントを与えて
とことん悩んでもらいました。

最終段階では
メールで何度もやり取りし、
あるいは対面指導で
「ああでもない、こうでもない」
と一緒に考えてあげながら
最終成果物を作成してもらいました。

言葉を変えれば
“ダメ出し”を何度も繰り返したわけです。

「厳しすぎるかな？」と
当時は悩みましたが、
厳愛の精神で
「安易に答えを教えない」ことを
徹底しました。

それが結果的に、
安易な答えで良しとせず
相手先のためにとことん考え尽くす
コンサルタントとして
彼らを成長させることに
つながったと感じます。


今後も
厳愛の精神を
大事にしていきたいと
意を強くした次第です。