2022.08.19

ブログ

心を一つにする言葉

甲子園で
熱戦が繰り広げられています。

各チーム、各選手たちには
それぞれドラマがあり、
その試合、あるいは
その一球に懸ける“想い”が
観ている私たちにも
伝わってきます。

一生懸命に努力してきたであろう
日々を
ついつい想像してしまい、
中継画面を見ながら
私は一人涙を流してしまいます。


さて、注目したいのは
各チームがどのように
皆の心をまとめているかです。

各チームさまざまな
取り組みをされていますが、
私が特に印象に残っているのは
愛工大名電高校です。

「勝ち登れ、頂点に」
という合言葉を掲げて
皆の心を一つにしていました。

実は愛工大名電では
愛知県予選が始まる直前
6月にチームメイトの
瀬戸勝登さんが急逝するという
大きな不幸がありました。

野球をする気にもなれないほど
チーム内は暗く落ち込みましたが、
「勝登と一緒に甲子園へ行くぞ」
という想いを込めて
勝登さんの名前を取り込んだ
合言葉をつくり、
皆の心を一つにまとめ上げたのです。

その合言葉の通り、
激戦の愛知県大会を
見事に勝ち登り、
甲子園でも
夏の大会では41年ぶりに
ベスト8まで勝ち登りました。

バッターボックスで、
あるいはヒットを打った後の塁上で、
何度も天を見上げる選手たちの姿が
とても印象的でした。


合言葉をつくるのは
社風づくりの第一歩でもあります。

あなたの会社や
所属する組織では、
皆の心を一つにする合言葉を
つくられていますか?

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