多くの人は
自分の可能性にフタをして
自分の成長を諦めています。

そして、残念なことに
多くの指導者（コーチ）もまた、
相手の成長を諦めてしまっています。

「こいつはダメだな」
「これ以上いくら指導しても無駄だ」
そう思った瞬間に
相手の成長は止まってしまうものです。

（もちろん、第三者などの影響を受けて
　成長することはありえます。）

指導者（コーチ）に見限られた人は
ますます自信をなくし
成長の可能性が閉ざされていってしまいます。

それゆえ、
指導者（コーチ）に求められる
最も重要な要素は、
「相手の成長を信じ抜く心」
なのです。

「あなたが自分の成長を諦めても
　私はあなたの成長を諦めない！」

と言えるほどの信念が
求められるのです。

私は常にその心を持って
相手を導くよう意識していますが、
現実としては、
奮闘空しく
なかなか結果に表れてこないケースもあり、
挫けそうになることもあります。

そのようなときは
相手の中の小さな変化を
探すようにしています。

すると、
「そういえば以前と比べると
　こんな変化があるな」
と気付くことも多く、
指導者（コーチ）としての自信を取り戻して
「相手の成長を信じ抜く心」
に再び火を灯すことができるようになります。

小さな変化が見つかると
その後の指導方法のヒントにもなりますので
一石二鳥ですね。


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