平和の祭典の興奮も冷めやらぬうちに
多数の尊い命が奪われる
戦争が始まってしまいました。

世界はこの危機を
何としてでも乗り越えていかねばなりません。

各国のリーダーたちの手腕が問われます。
リーダーたちに任せるだけでなく、
私たち世界中の市民一人一人が
戦争を止めるために
あるいは被害を受ける人々を救うために
何かしらの微力を尽くしていくことが
大事になっていきます。


さて、ここからは
組織マネジメントにも通ずる話です。

問題行動を取る相手に対し、
中途半端な対応をしてはなりません。

中途半端な対応により、
相手に少しでも利を残してしまうと
相手は味を占めます。

「少しだけ我慢すれば実利が得られる」
と分かれば同じことを繰り返し、
徐々にエスカレートしていくのです。

そうなればますます
止められなくなってしまいます。

問題行動は
早い段階で断ち切っていくことが大事です。

「ダメなものはダメ」と
問題行動を徹底して封じ込めるとともに
問題行動によって得たものを
すべて返還させなければなりません。


封じ込めにあたっての注意点を
２点挙げておきます。

１つめは
咎めるのは問題行動そのものだけと
することです。
思想や人格、存在を否定してしまっては
大きな反発を招くことになります。
「やってはならないこと」を
明確に切り分けて伝えること、
伝え続けることが大事です。

２つめは
追い込んでしまってはならない
ということです。
窮地に追い込んでしまうと
死に物狂いとなって
何をしでかすか分かりません。
生き残るための道は残しておき、
必要であれば
指し示してあげることが大事です。


明日からはパラリンピックが開幕します。
本来であれば
オリンピックの開幕７日前から
パラリンピックの閉会７日後までは
「オリンピック休戦」の期間でした。

軍事侵攻が続く中では
純粋にスポーツを楽しむことも困難です。

せめてパラリンピック期間中は
停戦してもらいたいものです。


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