2021.10.15

ブログ

他社と同じでいいですか?人事評価制度の作り方

情報が溢れる時代、
分からないことがあっても
少し検索するだけで
すぐに答えが見つかります。

私たちは既にこの情報化社会に
慣れ切ってしまっていますが、
ここに大きな落とし穴があります。

何でも検索すればいいという
わけではないのです。

経営に関する問題・課題については
よほど単純なものでない限り
検索で正しい解決策を見つけることなど
不可能と考えておくべきでしょう。

例えば
「人事評価制度 作り方」
といったワードで検索すれば
人事評価制度の作り方について
解説したサイトがいくらでも見つかります。
関連する書籍もたくさんあることでしょう。

しかし、
ウェブサイトや書籍の説明通りに作ったとして
うまく行くかと言えば、
絶対にうまくいきません。
断言できます。

なぜなら
この世に一つとして同じ会社はなく
抱えている問題や課題も
会社によってすべて異なるからです。

さらには、
同じ会社であっても
時々刻々と問題や課題が変化していきます。

解決策も当然
会社によって、あるいは時期によって
異なっていて然るべきです。


インターネットや書籍の情報だけでなく、
世の「専門家」に依頼する場合も
注意が必要です。

ろくに実態把握もせずに
どの会社にも同じ「答え」を出して
報酬を請求する“似非(エセ)”専門家が
非常に多いのです。

そもそも人事評価制度などは
経営方針が出発点でなければなりません。

・どのような会社づくりをしたいのか
・どのような人づくりをしたいのか
・どのように事業展開していきたいのか

経営方針によって求める社員像が変わり
評価基準が変わってくるからです。

きちんと運用できることも必須条件です。
その会社に見合った運用体制を整えるだけでなく、
出来る限りシンプルな構造で
運用面の負担を小さくすることも欠かせません。

時々刻々と変化していく事業環境に合わせ、
定期的な評価制度の見直しも必要です。
見直しができる体制や仕組みを整えるところまで
抜け目なくサポートするのが
真の専門家(プロフェッショナル)です。

こういった視点もなく
形だけは大企業のものと見まがうような
難しい評価制度を
中小企業に導入させてしまう
独り善がりの専門家が多いのです。

結果、運用もままならず
社員のモチベーション低下を招いて
苦しんでいる中小企業が多いというわけです。


あなたの会社は唯一無二。
人事評価制度の構築をはじめ
さまざまな課題の解決策は、
他社と同じではないはずです。

あなたの会社には
あなたの会社に寄り添って
あなたの会社のためだけの解決策を
一緒に考えてくれる
サポーターはいらっしゃいますか?

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