2021.03.05

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失敗からの切り替えを早める方法

先週末に開催された
びわ湖毎日マラソン。

鈴木健吾選手が
何と2時間5分を切る
2時間4分56秒の日本新記録で
優勝しました。

昨年、東京マラソンで
大迫傑選手が出した日本記録を
一気に33秒も更新する大記録。

気象条件に恵まれたこともありますが
特筆すべきはその勝負勘でしょう。

カリウキ選手、土方選手と3人で
先頭争いをしていた鈴木選手。

36kmの給水ポイントで
スペシャルドリンクを取り損ねます。

その取り損ねた刹那、
一気にスパートを掛け、
2選手を置き去りにしたのです。

ゼッケン番号の関係で
鈴木選手より一つ先のテーブルに
置かれていたスペシャルドリンクに
2選手が手を伸ばしに行った隙を突いての
見事なスパートでした。

普通であれば給水を取り損ねて
まず精神的に大ダメージを負うところ。

それを一瞬にして切り替え、
「今がチャンス!」とばかりに
一気に勝負を仕掛けた鈴木選手。

素晴らしいの一言に尽きます。


何かに挑み続けている限りは
失敗するのは当たり前。

一つの失敗にいちいち気落ちせず、
いや、たとえ気落ちしたとしても、
失敗をいつまでも引きずることには
何の価値もありません。

反省するところは反省して
次に生かせばいいのです。

そのサイクルは、
早いに越したことはありません。

時間は進み続けているのです。
事態は進行中なのです。

一刻も早く気を取り直し、
今、何をすべきかを考え、
手を打つことが最優先です。

「今、何をすべきか」
これを常に意識して行動していれば
鈴木選手のように
瞬時に切り替えられるように
なっていくことでしょう。

過去は変えられません。
未来を変えることに専念しましょう。

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